自分ってなあに


エピローグ(自由ってなあに)



人間は、生まれた時から、自由なのだろうか。
ならば、なぜ、自由になりたいなんて言うのだろう。

自由とは、自分の思い通りにする事である。

そのためには、自分の思いがなければならない。
自分に何の思いもないのに、自由になりたいなんて無理。
自由になるためには、自分が、強烈な思いを持つ必要がある。

とにかく、自分というものがない人は、自由になれない。
これだけは、ハッキリしている。

思い通りにするためには、最終的には、自分のものにする必要がある。
他人のものを思い通りにしようとしても無理がある。
思い通りにしたところで、結果を、自分のものにすることはできない。
それでは、自分の思い通りにしたことにはならない。

特に、知識や能力、技術を自分のものにしなければならない。
だから、猛烈に努力しなければ、自由には、なれない。

努力しなければ、自由にはなれない。
それも、自分が努力しなければ自由になれない。

サッカー選手を考えてみよう。
自分の体を、自在に使えて、はじめて、自由になれる。
ルールを自分のものにして、はじめて、自由にできる。

サッカーに夢中になると我を忘れる。
我を忘れてサッカーに夢中になれた時、はじめて、自由を実感できる。
自分を意識しているうちは、自由になれない。
自分を自分の中で昇華した時、人は、恍惚として自由になれる。

自由とは、自分との戦い。
自分を克服して、はじめと自由になれる。
自分とは、そういう存在。
自由とは、そういう事。

自分とは、自分を自由にしてくれる存在である。

だから、先ず自分について考えてみよう。






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