創造と破壊
破壊を恐れるな



破壊を恐れるてばかりいてはいけない。
破壊を恐れるな。

何か新しい事を始める事は、それまでの事を破壊しなければできない。

壊す事を恐れては何も新しい事はできない。
創造は、破壊から生まれるのである。

父は、うまくやろうと思うな。うまくやろうとするから纏まらなくなるんだ。ぶっ壊すくらいの気持ちでかかった方が結果的には、うまくいくものだよとよく教えてくれたものだ。

インドでは、創造の神であるシバ神は、破壊の神でもある。
破壊の裏側にあるのは想像である。

変革は破壊を伴うのである。
現状を維持しようとしても衰えは必ず来る。

諸行無常。
万物は流転する。栄えた者もやがては衰えていく。
人は、日々変化しているのである。
そして、成長が頂点に達した時、衰えが始まる。
窮まれば変ず。変ずれば通ず。通ずれば久し。

組織も、人も、最も頂点に達した時こそ変化しなければならない。
これでいい。もういいと思った時こそそのときの自分を打ち破らなければ成長は止まり、衰えていくのである。

かつて女流登山家の今井通子が北壁に挑戦した時、「十八から二十二までは、努力しなくても成長した。二十二から二十六までは努力すれば向上した、二十六から三十までは努力しても横ばいになる。三十を過ぎるとどんなに努力しても衰えていく。どんなに努力しても衰えていく自分を自覚した時、北壁に挑戦する資格を自分は得たと思ったと語っていた。」

人は、何もしなくても老い衰えるのである。人は何もしなければ老い衰える一方なのである。最も自分が充実し、一番いい状態になった時こそ、その状態を打ち壊し新たな自分に挑戦すべき時なのである。

経営者はもうこれでいいと思った時こそ、引き際である。





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