警察は権力の象徴である



警察は、権力の象徴である。
故に、反体制派や革命勢力は、常に警察を権力の犬と標的にする。
現代のメディアの多くも表面的には、反体制、反権力を気取っている。そのために、何かというと警察を目の敵にする。
しかし、治安維持装置という点を鑑みれば警察機構は、の体制や権力に対する思想を具現化する。
権力は暴力装置である。
大切なのは、誰が警察を支配しているかである。
強権的となるか。迎合的となるか。
強権的になれば国家は、警察によって支配されてしまうし、大衆に迎合的になれば治安は乱れる。
いずれにしても一番重要なのは、警察官の使命感である。
警察から使命感が失われたら、ただ、暴力団と変わりがなくなってしまう。
そこが問題なのである。

日本人は、戦後、知識人やマスコミの多くが反体制を気取って警察や軍隊を目の仇にした。

しかし、警察官と軍人の倫理観、そして、使命感しかこの国の理性を保つ事はできないのである。

檻の中の虎をからかったところで勇気があるとはいわない。ガラガラと虎の檻の扉が開いたらそんな空元気なんて簡単に吹き飛んでしまう。

敵対するにせよ、味方するにせよ、互いの使命感、信念を問えるようでなければ、警察官や軍人を侮辱する事は愚かな行為である。



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