想い


雲の切れ間から


雲の切れ間から、一条の光が海上へとおりてくる。
光に照らされた海は、そこだけがキラキラと輝いている。
神の栄光と祝福は、この一瞬にある。
神の存在は、この瞬間(とき)の普遍性にある。
過去・現在・未来の狭間の揺らぎに
身を委(ゆだね)ねながら
この一時にこそ
至福の喜びを感じる、
時の流れの中で、移ろい行くもの。
不確かなもの。
それでも生きる実感だけは、
しっかりとしてある。






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