想い


人間の都合なんて

「人間の都合なんて・・・。」
あいつは、カラカラと笑いながら
片目で私の方を覗いた。
ムッとした私は、
「何が言いたいんだ」とあいつに叫んだ。
あいつは、また、
「人間の都合なんて」
とカラカラと笑うとどこかへ飛び去っていた。
あいつが飛び去った後には、富士か聳えていた。






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