想い

空間


空間。
人は、自分が認識できる範囲内で生きている。
それが空間である。
空間は世界である。
だから、部屋に引き籠もってしまえば、その部屋だけが、その人にとっての空間である。その人とってその部屋が世界なのである。
知る事が出来なければ、隣の部屋の事は解らない。
隣の部屋に人が居るのか居ないのかも解らない。
隣の部屋は別の空間なのである。
ドアの向こうが気になりだすと言い知れぬ恐怖に襲われる。
ドアを開けたら、自分にとって見知らぬ世界が拡がっている可能性がある。
我々は、ドアの向こうに見慣れた風景があるという事を信じられるから生きていける。



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