限　　　界

限界は限界だよ。
越えてしまえば何でもないのに。
越えられない時は、どうにもならない壁。
できる時になればできる。
でも、できない時は、できないんだ。
ある日、突然、
パァーと目の前が拓けることもあるけれど。
でもそこに至るまでは限界は、限界だよ。

だからといって諦めたらいけない。
限界は、越えるためにある。
ぶつかって。ぶつかって。
限界に挑み続けることが大切だ。

限界をもっと前向きに考えよう。
限界があるから、
人間は成長し続けることができるのだ。
諦めたらおしまいなんだ。

限界は、神と自己との接点。
自己の限界と対峙することは、
神と対峙することに他ならない。

自らの限界と鋭く対峙する時、
神の真実が見えてくる。
それが、信仰の実相。

限界は、自分のものだよ。
おまえの限界はおまえのもの。
俺の限界が解らないように、
おまえの限界は俺には解らない。

ハッキリ言って俺には、
おまえの限界、おまえの苦しみが解らない。
だから、おまえの気持ちが解るとは言うまい。
でも、おまえが挑み続ける限り、
おまえの側にいよう。
立ち会うことはできる。
見守ることはできる。
だから諦めないで・・・。

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